この機能を使用できるユーザー
管理者・運用者
QDICのタグ機能を使用すると、アセットを効率的に分類・整理できます。タグは階層構造を持ち、タググループ、親タグ、子タグの3層構造で管理されます。この構造により、細かなデータ分類が可能になりますが、実際のアセットには親タグと子タグのみが表示される仕組みです。
タグ機能を活用することで、以下のようなメリットが得られます:
- データアセットの体系的な分類
- 必要なデータの迅速な検索
- データガバナンスの強化
- データ品質の可視化
- 部門間のデータ共有の促進
タグの体系例として以下のようなものが挙げられます:
- ビジネス領域グループ
- 財務
- 収益データ
- コスト分析
- 予算計画
- マーケティング
- キャンペーン分析
- 顧客セグメント
- 市場調査
- 営業
- 案件管理
- パイプライン
- 営業実績
- 財務
- データライフサイクルグループ
- 鮮度
- リアルタイム(10分以内)
- 日次更新(2日に1回、3日に1回も含む)
- 週次更新(2週間に1回も含む)
- 月次更新(2ヶ月に1回、3ヶ月に1回も含む)
- 利用頻度
- 高頻度利用
- 定期利用
- 参照用
- アーカイブ
- 鮮度
- 分析価値グループ
- 重要度
- KPI関連
- 経営指標
- 運用指標
- 分析適性
- 予測モデル用
- ダッシュボード用
- レポート用
- 生データ
- 重要度
- データ所有権グループ
- データオーナー
- 財務部門
- マーケティング部門
- IT部門
- 人事部門
- アクセス権限
- 全社公開
- 部門内限定
- 役職者限定
- 担当者限定
- データオーナー
- データソースグループ
- 内部システム
- ERP
- CRM
- 社内DB
- 外部ソース
- パートナーデータ
- 購入データ
- オープンデータ
- 内部システム
タグとプロパティ(カスタムメタデータ)の違い
プロパティを使わなくてもタグで設定できるように思われますが、プロパティは管理したいメタデータを定義するもの、タグは分類するもの、という捉え方をします。
- タグの目的
- 分類する:アセットをカテゴリに分類
- 検索性を高める:関連アセットを素早く見つける
- 視覚的に強調する:重要な特性を目立たせる
- カスタムメタデータの目的
- 属性を定義する:アセットの具体的な特性や値を管理
- 構造化された情報を保持する:統一された形式で情報を記録
- 詳細な情報を提供する:タグでは表現できない詳細情報を管理
プロパティのメタデータ定義をもとに、後で設定する自動タグ付ルールを利用することで、
設定方法
タググループの作成
タググループは親タグを整理するために使用され、アセット上には表示されません。内部管理用の分類として機能します。
- タグ用語集に移動します。
- ページタイトルタグ用語集の右側にある+アイコンを押します。
- 新しいグループを作成を選択します。
- グループ名「データライフサイクル」と入力し、グループ色を青に設定し確定します。
親タグの作成
- タグ用語集の画面で先ほど作成したデータライフサイクルを選択し、表示された+ボタンを押します。
- 新しい親タグを追加します。
- 親タグ名に「鮮度」と入力し確定します。
子タグの作成
- タグ用語集の画面で先ほど作成した親タグ鮮度を選択し、+新規追加するをクリックします。
- 子タグ名に「月次更新」、概要に「2ヶ月に1回、3ヶ月に1回も含む」と入力し保存します。