この機能を使用できるユーザー
CSVファイルによるデータソース管理
データソース管理から、ファイルをインポートすることで、以下の情報を作成・更新・編集できます。
- アセット
- 概要
- 論理名
- カスタムプロパティ
- 他
ファイルによるアセット管理では、Metadata Agentによって登録されたアセットの概要、プロパティ等を更新することもできます。
データソース管理へのアクセス
プロパティ設定画面は、設定 » アセット管理 » データソース管理 を選択します。
アセットの新規作成
BIグループ、ダッシュボード、シートの新規作成は、ファイルインポートではできません。
データソースの追加
- 画面右上の新規データソースの追加ボタンをクリックします。
- テンプレートをダウンロードボタンをクリックします。次にテンプレートに含める情報を選択して、ダウンロードボタンをクリックします。
- ブラウザを開いているPCにテンプレートがダウンロードされます。
- ダウンロードしたテンプレートにアセットの必要情報を記入して保存します。
- 再び、画面右上の新規データソースの追加ボタンをクリックします。
- テンプレートをダウンロードボタンをクリックし、サービス名を入力します。ファイルを選択ボタンをクリックして、手順4で作成したファイルを選択します。
- テンプレートをアップロードボタンをクリックして、データソースを作成し、アセットを登録します。
- データソース管理画面に、作成したデータソースが表示されることを確認します。
アセットの新規作成で使用するテンプレートについて
データソースの追加ボタンをクリックしてダウンロードするテンプレートは、次の構成です。
対象がスキーマ・テーブルの場合
カラム名 | 項目名 | 説明 | 編集対象 |
service_name | サービス名 |
データソースのサービス名 Snowflake、Athena、CSV、Othersなど |
✓ |
schema_physical_name | スキーマの物理名 | 登録するスキーマの物理名 | ✓ |
table_physical_name | テーブルの物理名 | 登録するテーブルの物理名 | ✓ |
対象がスキーマ・テーブル・カラムの場合
カラム名 | 項目名 | 説明 | 編集対象 |
service_name | サービス名 |
データソースのサービス名 Snowflake、Athena、CSV、Othersなど |
✓ |
schema_physical_name | スキーマの物理名 | 登録するスキーマの物理名 | ✓ |
table_physical_name | テーブルの物理名 | 登録するテーブルの物理名 | ✓ |
column_physical_name | カラムの物理名 | 登録するカラムの物理名 | ✓ |
新規追加のデータ例
カラムまで含めた場合の、アップロード用CSVファイルの例を示します。
service_name,schema_physical_name,table_physical_name,column_physical_name
CSV,受注,製品別,システムID
CSV,受注,製品別,購入年月日
CSV,受注,製品別,製品ID
CSV,受注,製品別,サポート終了年月日
CSV,受注,製品別,顧客ID
CSV,受注,製品別,金額
CSV,受注,製品別,個数
CSV,受注,製品別,返品個数
CSV,受注,製品別,担当営業ID
CSV,受注,製品別,備考
CSV,製品,一覧,システムID
CSV,製品,一覧,製品ID
CSV,製品,一覧,製品名
CSV,製品,一覧,販売開始年月日
CSV,製品,一覧,販売終了年月日
CSV,製品,一覧,開発部署ID
CSV,製品,一覧,備考
留意事項
スキーマ名は、データソースをQDICがサポートするデータソース以外の場合、ファイル名やシステム名などデータを区別できる名称にします。
一回のCSVインポートに対して、同一名称の異なるスキーマを区別して登録することはできません。また、異なるサービス名に対して同一名称のスキーマを、1回のインポートで登録することはできません。インポートを複数回に分けることで、それぞれ新規に追加できます。
データソースの管理からできること
アセットの更新を含むデータソースの管理は、対象のデータソースの [アクション] から、それぞれ次のアイコンをクリックして行います。
- CSV出力
- データソースから、アセット情報をCSV形式でエクスポート(出力)します。出力したCSVファイルをテンプレートとして使用してデータを編集します。
- CSV入力
- データソースに、アセット情報をCSV形式でインポート(入力)します。ここからの入力は、アセットの部分更新です。更新できるのは、アセットの部分更新です。アセットの新規登録はできません。
- 設定
- データソースの設定を管理します。
アセットの追加
CSVのエクスポート(出力)
- 種類がagent以外のデータソースから、CSV出力アイコンをクリックします。CSV出力画面が表示されます。
- 出力対象のアセットを選択し、次へボタンをクリックします。次にテンプレートに含める情報と出力するCSVファイルの文字コード(エンコード)を選択して、CSV形式で出力ボタンをクリックします。
- 追加対象のデータソースをクリックします。
- エクスポート履歴をクリックして、今実行したリクエスト(エクスポート)のステータスが完了になるまで待ちます。
- ステータスが完了になった後、アクションからダウンロードアイコンをクリックして、CSVファイルをダウンロードします。ブラウザを開いているPCにCSVファイルがダウンロードされます。
- ダウンロードしたテンプレートにアセットの必要情報を記入して保存します。
CSVのインポート(入力)
- 種類がagent以外のデータソースから、CSV出力アイコンをクリックします。テンプレートをアップロード画面が表示されます。
- ファイルを選択ボタンをクリックし、CSVのエクスポート(出力)手順6で作成したファイルを選択して、テンプレートをアップロードボタンをクリックします。
- 確認画面が表示されるので、問題がなければ、続行してください。CSVのインポートが行われます。
- インポート履歴をクリックして、今実行したリクエスト(インポート)のステータスが完了になるまで待ちます。
アセットの追加で使用するテンプレートについて
CSV出力アイコンをクリックしてダウンロードするテンプレートは、次の構成です。
新規カラムを既存のテーブルに追加する場合
カラム名 | 項目名 | 説明 | 編集対象 |
parent_table_id | テーブルのグローバルID |
親となるテーブルのグローバルID |
|
url | URL | 該当テーブルにアクセスできるURL | |
path | パス | スキーマ名/テーブル名/カラム名 の階層構造 この場合、スキーマ名/テーブル名、が表示されます。 |
|
column_physical_name | カラムの物理名 | 登録するカラムの物理名 | ✓ |
追加のデータ例
新規追加例のschema_physical_name:製品、table_physical_name:一覧、に対してカラム(金額、タイムスタンプ)を追加する場合は、次のようになります。
parent_table_id,url,path,column_physical_name
tbl-xxx,https://app.quollio.com/data-catalog/table/tbl-xxx,製品/一覧,金額
tbl-xxx,https://app.quollio.com/data-catalog/table/tbl-xxx,製品/一覧,タイムスタンプ
アセットの編集
CSVのエクスポート(出力)
- CSV出力アイコンをクリックします。CSV出力画面が表示されます。
- 出力対象のアセットを選択し、次へボタンをクリックします。次にテンプレートに含める情報と出力するCSVファイルの文字コード(エンコード)を選択して、CSV形式で出力ボタンをクリックします。
- 編集対象のデータソースをクリックします。
- エクスポート履歴をクリックして、今実行したリクエスト(エクスポート)のステータスが完了になるまで待ちます。
- ステータスが完了になった後、アクションからダウンロードアイコンをクリックして、CSVファイルをダウンロードします。ブラウザを開いているPCにCSVファイルがダウンロードされます。
- ダウンロードしたテンプレートにアセットの必要情報を記入して保存します。
CSVのインポート(入力)
- CSV出力アイコンをクリックします。テンプレートをアップロード画面が表示されます。
- ファイルを選択ボタンをクリックし、CSVのエクスポート(出力)手順6で作成したファイルを選択して、テンプレートをアップロードボタンをクリックします。
- 確認画面が表示されるので、問題がなければ、続行してください。CSVのインポートが行われます。
- インポート履歴をクリックして、今実行したリクエスト(インポート)のステータスが完了になるまで待ちます。
アセットの追加で使用するテンプレートについて
CSV出力アイコンをクリックしてダウンロードするテンプレートは、次の構成です。
既存の情報を編集する場合
カラム名 | 項目名 | 説明 | 編集対象 |
target_id | グローバルID |
編集対象アセットのグローバルID |
|
url | URL | 該当テーブルにアクセスできるURL | |
parent_schema_id | 親スキーマID | 編集対象アセットの親スキーマのグローバルID | |
path | パス | スキーマ名/テーブル名/カラム名 の階層構造 | |
service_name | サービス名 | 編集対象アセットのサービス名 | |
object_type | オブジェクトタイプ |
編集を行う対象アセットのオブジェクトタイプ
|
|
is_csv_imported | CSVインポートフラグ | 編集対象アセットがCSVでインポートされたか示すフラグ | |
logical_name | 論理名 | 編集対象アセットの論理名 | ✓ |
description | 概要 | 編集対象アセットの概要 | ✓ |
プロパティセット名/プロパティ名 | 設定したプロパティセット名とプロパティ名 プロパティセット名=基本情報、プロパティ名=型の場合のカラム名:基本情報/型 |
✓ |
編集のデータ例
カラムを編集する場合は、次のようになります。プロパティセットに対し基本情報、プロパティに対し桁・型・備考を設定している例です。
target_id,url,parent_schema_id,path,service_name,object_type,is_csv_imported,logical_name,description,基本情報/型,基本情報/桁,基本情報/備考
clmn-xxx,https://app.quollio.com/data-catalog/column/clmn-xxx,schm-xxx,製品/一覧/システムID,CSV,column,true,,システムを区別するユニークなID,文字列,12,
clmn-xxx,https://app.quollio.com/data-catalog/column/clmn-xxx,schm-xxx,製品/一覧/製品ID,CSV,column,true,,製品を区別するユニークなID,文字列,12,
clmn-xxx,https://app.quollio.com/data-catalog/column/clmn-xxx,schm-xxx,製品/一覧/製品名,CSV,column,true,,,文字列,255,sから始まる製品は・・・
留意事項
例のように、論理名、基本情報/備考に空欄(設定無し)を含むことは問題ありません。
プロパティの入力例
プロパティの種類 | 例とエラー発生パターン |
単一選択 |
a, b, cを選択肢として設定している場合 入力例:a a, b, c以外を入力するとエラーが発生します。 |
複数選択 |
a, b, cを選択肢として設定している場合 a, bを入力する場合:""a,b""(a, bを入力する) |
自由入力 | 任意の文字列 |
ユーザー | QDIDに登録されているユーザーのメールアドレスを入力 |
アセット | アセットのグローバルIDを入力 |
日時 |
日付と時刻を、以下の書式で入力 2023-01-18T02:58:34.387923936Z |
URL | URLを入力します。 |
留意事項
Metadata Agentが登録したアセットと、CSVインポートで新規に登録するアセットは、別のアセットとして認識されます。つまり、CSVインポートで新規に登録したアセットに対し、後からMetadata Agentで、当該アセットの情報(統計情報やDDL)を上書き更新することはできません。