このドキュメントの対象ユーザー
管理者・運用者
データカタログの運用は、初めての場合、導入と定義の段階から展開までには時間がかかることが予測されます。導入後は、以下の三つの段階で進行することを想定しています。
スモール
一つのチーム(特に他のチームのデータを利用したいチーム)での利用が進んでいる状態です。
データに意識を持っているチームやデータをベースに日々の作業を行うチームから始め、データカタログを利用して、データ管理者・システム担当以外のメンバーも各データの定義や品質、データへのアクセス権などを確認できるように運用していきます。
ミドル
全てのチームのシステム担当者が利用を進めている状態です。
データ管理者・システム担当は、データカタログを活用して、全社のデータの定義や品質、データへのアクセス権などを各チームを横断して管理し、データカタログが信頼できる唯一の情報源(SSOT)として確認できるように運用していきます。
ラージ
全社員が利用する状態です。
データカタログはデータ管理元かつ社内の用語集として、データ管理者・システム担当者・メンバー全員が、データに対して共通の意識を持ち、データカタログを唯一の信頼できる情報源(SSOT)として運用していきます。