データを探し出した後は、そのデータが自分の目的に適しているか確認する必要があります。
QDICでは、テーブルやカラムなどのアセットの詳細が「カタログ」画面のサイドドロワーに表示されます。テーブルの概要、カラムの一覧、レコードの最終更新日時、QDIC運用者によって作成されたメタデータなどの情報を確認できます。
ここでは、テーブルアセットを最初に閲覧した場合に、どこを見てデータを理解するのか説明します。
アセットの基本情報を確認する
はじめに基本的な情報を確認します。物理名と論理名、付与されたタグ、オーナー、概要が表示されており、どのような情報が格納されているのかを理解することができます。
*タグの概要を見たい時は、カーソルをタグに合わせてください。ポップアップに概要が表示されます。
*「データソース」はQDICの管理者・運用者がDWHやBIツールのアセットの登録・更新を管理するために利用します。
アセットの詳細を確認する
テーブルアセットの具体的な内容は、「カラム」タブで確認できます。各カラムの物理名、論理名、タイプ(カラムの型)、概要、ルールタグ、マニュアルタグが一覧で表示されており、どのような情報が格納されているのかを理解することができます。「解析」を選択すると、サンプリングによって計算された統計情報を確認することができます。カラムの詳細を見たい場合は、各カラムの名前を押すと画面が切り替わります。
*統計情報が表示されていない場合は、QDIC運用者にご確認ください。
その他の情報を確認する
その他の情報もアセットの理解に役立ちます。
- レコードの最終更新日時を知りたい:「外部情報」タブ
*データソースによって取得されない場合があります。 - テーブルのレコード数を知りたい:「解析」タブ
- テーブル間の関係を知りたい:「リネージ」タブ
*表示されていない場合は、QDIC運用者にご確認ください。
また、QDIC運用者によって定義されたタブも存在します。例えば、利用上の注意が記載されたタブや活用情報に関するタブがあるかもしれません。データの理解のために、色々な情報を確認することをお勧めします。