このドキュメントの対象ユーザー
管理者・環境管理者
Metadata Agentを例に、連携エージェントの運用費用の目安を記載します。(2025年3月現在)
前提条件
以下の環境と運用を仮定します。
- データソース内のテーブル数は、100
- 1テーブルあたりのカラム数:は、20
- 日次で1回、エージェントをジョブとして実行
- ネットワーク接続は、AWS PrivateLinkを使用
データソースの状態にも依存しますが、上記の例では、日換算で約3MB、月換算で約0.1GBのメタデータが取得されます。エージェントが使用するAWSサービスのうち、主に料金が発生するサービスは以下の通りです。
- AWS Batch (AWS Fargate)
- Amazon CloudWatch Logs
- AWS PrivateLink
以下は、月額費用の概算です。
サービス名 |
月額費用 USD |
年間費用 USD |
設定の概要 |
AWS Fargate | 0.10 | 1.20 | 東京リージョン, オペレーティングシステム(Linux), CPU アーキテクチャ(x86), 平均期間 (3 分), タスクまたはポッドの数 (1/日), Amazon ECSに割り当てられたエフェメラルストレージの量(20 GB), 割り当てたメモリ量(2 GB) |
Amazon CloudWatch Logs | 0.01 | 0.09 | 東京リージョン, 標準ログ、取り込まれたデータ (0.01 GB) |
AWS PrivateLink | 61.32 | 735.84 | 東京リージョン, AWS リージョンあたりの VPC インターフェイスエンドポイントの数 (6) |
合計 | 61.43 | 737.13 |
製品のアップデートに伴い、AWS Batchの実行時間やデータ量が増加する可能性もあります。