Quollioデータカタログをご利用いただく前に、システム内でよく使われる基本用語をご紹介します。これらの用語を理解することで、データカタログをより効果的に活用していただけます。
アセット
スキーマ、テーブル、カラム、BIシートなど、データカタログで管理される対象物を指します。各アセットそれぞれに固有のIDが割り当てられます。
プロパティ
カスタマイズ可能なメタデータの項目です。ビジネスニーズに合わせて独自のプロパティを作成し、各アセットに追加情報を付与することができます。
タグ/タググループ
アセットを分類・整理するためのラベル付けシステムです。タググループは関連するタグをまとめる単位であり、その中に親タグと子タグの階層構造を作ることができます。例えば「部門」というタググループの中に「営業」という親タグがあり、その下に「国内営業」「海外営業」などの子タグを配置できます。
リネージ
データの流れや変換を追跡する系譜情報です。上流(アップストリーム)と下流(ダウンストリーム)の関係性を可視化し、データの出所や使用先を明確にします。例えば、あるテーブルがどのテーブルから生成されたか、また、どのレポートに利用されているかを確認できます。
論理名/物理名
- 物理名
システム上で使用されている技術的な名称です(例: customer_purchase_history_tbl) - 論理名
ビジネス上で理解しやすい名称です(例: 顧客購入履歴)
メタデータ
アセットに関する追加情報のことです。概要(説明文)、所有者、作成日、更新日などの基本情報や、カスタムプロパティで追加した情報もメタデータに含まれます。
アーカイブ状態
使用されなくなったアセットを非表示にしたり(主にCSVによって登録したアセットが対象)、作成したタグを非表示にする機能です。アーカイブされたアセットはデフォルトの検索結果に表示されなくなります。