このドキュメントでは、QDICにおけるタグの基本コンセプトについて説明します。タグは管理者や運用者がアセットに付与しており、アセットを特定の目的や属性に基づいたカテゴリに分類しています。タグにより、一貫性のあるデータ分類が実現されています。
この説明の対象ユーザー
タグとは
タグはカタログに登録されているアセットを分類し整理するためのラベルで、メタデータの一部です。タグは階層構造を持ち、以下の3階層構造となります。
タグ用語集とは
タグ用語集は、タグを管理するためのQDICの機能です。タグは以下の階層で分類されています。閲覧者は閲覧のみ操作できます。
タググループ
タググループは、親タグをグループ化したもので、タグ用語集での大分類です。タググループはタグ用語集でタグを整理するために使用されます。
- タググループ名は、タグ用語集全体でユニークとし、他のタググループ、親タグ、子タグと重複しません。
- タググループ名はアセットには付与(表示)されません。
- タググループには色が設定されています。カタログでのタグ表示色は、タググループの設定色です。
親タグ
親タグは、子タグをグループ化したもので、タグ用語集での中分類です。
- アセットにタグを付与するとき、親タグと子タグは常にセットで付与されます。
- 親タグが属するタググループは、後から変更されることがあります。
- 親タグ名は、タグ用語集全体でユニークであり、他のタググループ、親タグ、子タグと重複しません。
- カタログでの表示色は、属するタググループの設定色になります。
子タグ
子タグは、タグ用語集の小分類です。
- アセットにタグを付与するとき、親タグと子タグは常にセットで付与されます。
- 親タグと子タグの階層(親子関係)は、固定です。
- 子タグ名は、属する親タグの中でユニークです。
- カタログでの表示色は、属するタググループの設定色になります。
ケーススタディ - タグの構成例
以下の図は、タグ用語集に作成するタグ構成例を示したものです。
以下の図は、タグ用語集に作成されたタグと、カタログにあるアセットへの付与を示したものです。
アセット付与手段によるタグの種類
タグは、アセットに付与する手段の違いにより以下の種類に分類されます。付与するタグの分類は、管理者、または運用者が決定しています。
マニュアルタグ
アセットに対して管理者または運用者が手動操作により直接付与するタグをマニュアルタグといいます。
ルールタグ
カタログが更新されたときに、アセットの状態やプロパティの値を条件としたルールに従いアセットに自動で付与されるタグをルールタグといいます。ルールタグは、ルールの条件に合致しなくなった場合に、アセットから取り外されます。
タグとカスタムプロパティの違い
タグとプロパティは、どちらもアセットのメタデータですが、目的が異なります。タグはアセットを分類するメタデータです。一方、カスタムプロパティはアセットの属性を定義するメタデータです。
タグの目的
- アセットを分類
- カタログのアセット検索性を向上
- タグ名と色により、分類を視覚的に強調
プロパティの目的
- アセットの属性を定義
- 構造化された情報を保持。アセットに関する情報を統一された形式で記録されていることがあります。
- 詳細な情報を提供。テキスト情報では表現できない詳細な情報がアセットに設定されていることがあります。