タグを自動付与するためのルールを作成
はじめに
本チュートリアルでは、タグの付与を自動化するルールを設定していきます。
ルールの新規作成
設定画面からタスクの自動化にある 自動タグ付け を開きます。
ルールセットの画面で + をクリックします。
今回は個人情報関連のタグを自動付与するルールを設定していきます。表示されるフォームに「個人情報」を入力し、 確定 ボタンをクリックします。
右側に作成したルールセットの詳細が表示されます。右上の編集アイコンをクリックし、ルールセットに関する概要を追記します。
右中央の + 新規追加する ボタンをクリックすると、ルール作成のフォームが下部に追加されます。こちらにタグを付与するためのルールを定義していきます。
まず、適用元(ルールの適用対象)を設定します。ここでは カラムを選択します。
続いて、条件式を作成していきます。先頭の 対象 では、条件式の対象となるメタデータを選択します。今回は 物理名・論理名・DDL内のコメント を対象として複数の条件式を作成しますが、ここではまず 物理名 を選択します。
演算子 では、対象と値の比較方法を定義します。今回は 含む を選択します。
値 のフォームに比較する文字列、今回は「mail, メール」を入力します。複数の値を使用する場合はカンマ区切りで入力します。完了したら 条件を追加する をクリックします。
同じ条件式で、対象だけ変更したものを追加で2つ作成します。各式の関係として または を選択します。
続いて、付与するタグを設定します。検索をするとタグ一覧が表示されるので、今回はこの中から「プライバシー分類 通常個人情報」を選択します。
最後に 適用先 となるアセット(条件を満たしたときにタグを付与するアセット)を設定します。今回は、テーブル と カラム を選択します。
カタログの画面に戻ると、物理名などに「mail」または「メール」の単語が含まれているテーブル・カラムに対して、「通常個人情報」のタグが適用されていることが確認できます。
このようにタグとルールを組み合わせてメタデータの管理・運用を自動化していくのが、Quollio Data Catalogの特徴の一つです。
以上でチュートリアルは終了です。各機能の詳細については「機能詳細」からご参照ください。