アセットの検索結果を閲覧したり、アセットの詳細を確認します。
はじめに
カタログ画面では、登録されているアセットやメタデータの閲覧や編集ができます。画面左側にはアセットの一覧、右側のドロワーにはクリックしたアセットの詳細が表示される構成です。
アセット一覧
登録されたアセットは スキーマ ・ テーブル ・ カラム の3種類に分けられ、以下の情報が付与されて一覧化されます。
1. アセット数
スキーマ、テーブル、カラムの合計数を表します。
2. サービスアイコン
Quollio Data CatalogでサポートしているDB/DWHの場合、そのサービスアイコンが表示されます。
3. 物理名
データソース側の生のテーブルやカラムの名前
4. 論理名
ユーザー側にとってわかりやすい言葉で定義したテーブルやカラムの名前
5. 階層
そのアセットの親子関係にあるアセットの物理名
6. CSVアイコン
Metadata Agentではなく、CSV経由で登録されているアセットに表示されるアイコン
7. タグ
そのアセットに付与されているタグが一覧表示されます。左半分がタグカテゴリ名、右半分がタグ名を意味します。
8. 元データ消失
カタログ上には登録されているが、Metadata Agent側のデータソース内にデータが存在しない場合のフラグ
元データ消失となったアセットは、カタログ上から削除することができます。
9. お気に入りボタン
よく使用するアセットなどに印をつけるためのお気に入りボタン
10. アーカイブ済み
CSV経由で登録されているアセットをアーカイブした場合に表示されるフラグ
アーカイブ済みとなったアセットは、カタログ上から削除することができます。
11. 絞り込み
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キーワード
部分一致検索によってアセットを絞り込むことができます。検索対象(物理名、論理名、概要、プロパティ)を限定して検索することも可能です。
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カスタムカテゴリ
カスタムカテゴリを選択して絞り込むことができます。
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タグ
タグリストから選択して絞り込むことができます。検索対象のタグは5つまで追加できます。タグを複数選択した場合は、OR条件で検索します。
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アセットの種類
絞り込み対象をスキーマ、テーブル、カラムに限定することができます。
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サービス名
Quollio Data CatalogでサポートしているDB/DWH、またはOthers(CSVで登録されたアセット)から選択して絞り込むことができます。
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入力元
Metadata Agent、またはCSVで登録されたアセットに限定することができます。デフォルトでは、両方にチェックがついています。
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お気に入り
お気に入り登録したアセット、またはお気に入り登録していないアセットに限定することができます。デフォルトでは、両方にチェックがついています。
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元データの状態
存在しているアセット、または消失したアセットに限定することができます。デフォルトでは、存在、にチェックがついています。
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アーカイブ済み
アーカイブ済みのアセット、またはアーカイブでないアセットに限定することができます。デフォルトでは、アーカイブでない、にチェックがついています。
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12. 並び替え
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並び替え対象
並び替え順序に従って、アセット一覧を並び替えることができます。並び替え対象は、最終更新日時、作成日時、物理名、論理名、アクセス数の5種類です。デフォルトでは、最終更新日時、が選択されています。
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並び替え順序
並び替え対象を昇順(上矢印)または降順(下矢印)で並び替えることができます。デフォルトでは、降順、が選択されています。
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アセット詳細
詳細画面の表示項目について説明します。 下図は テーブル アセット(テーブルの物理名:一覧)をクリックした場合の詳細画面です。
1. タグ
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選択したアセットに付与されているタグの情報が表示されます(図では、物理名:一覧のテーブルに対して商品IDと製造部のタグが付与されています)。
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ルールタグとマニュアルタグは色によって区別でき、ルールタグは色付き、マニュアルタグは色なし(白色)です。マニュアルタグは画面から追加・削除が可能です(項番9を参照)。
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2. オーナー
メールアドバイスからオーナーの選択が可能です。
3. 概要
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表示されたアセットに関する概要が表示されます。
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画面上から編集することが可能です(項番9を参照)。
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4. DDL内のコメント
Metadata Agent側で、DDLやInformation Schemaからコメントの情報が取得できた場合に表示されます。
5. プロパティセットとプロパティ
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表示されたアセットの詳細情報が表示されます。
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各タブ(図の場合、カラムやアクセスログ、管理者など)がプロパティセット、プロパティセットの中の各項目がプロパティです。
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デフォルトで用意されたプロパティセットと、ユーザーが自由に追加できるカスタムプロパティセットが存在します(図の場合、カラムとアクセスログはデフォルトで用意されたプロパティセット、それ以外はカスタムプロパティセット)。
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選択したアセットの種類と、Metadata Agentによる登録かCSVによる登録か、によってデフォルトプロパティセットが若干異なります。
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Metadata Agentによる登録の場合
選択したアセット プロパティセット スキーマ スキーマ ※1
テーブル ※1
アクセスログ
テーブル カラム ※2
解析 ※3
外部情報 ※4
DDL
リネージ
アクセスログ
カラム 親テーブル
DDL
アクセスログ
※1 Quollio Data CatalogでサポートしているDB / DWHのアセットの種別の対応関係はインテグレーションのMetadata Agent一覧をご参照ください。
※2 [一般(表)]と[解析]で表示を切り替えることができます。[一般(表)]には物理名、論理名、タイプ、概要、ルールタグ、マニュアルタグが表示されます。[解析]には、物理名、タイプの他に、Intelligence Agentを別途導入した場合に取得可能な統計情報が表示されます。
※3 テーブルのタイプ(ビューかどうか)とカラム数が表示されます。また、タイプがtable場合はレコード数とサイズも表示されます。
※4 レコード最終更新日時、シェアリング状態※5、外部タグ、外部オーナー、外部アクセス数が表示されます。現状ではMetadata Agentに対応する下記一部のデータソースに対してのみ値が表示されます。- Snowflakeの場合:レコード最終更新日時、シェアリング状態、外部タグ
- Tableauの場合:外部オーナー、外部アクセス数
- A -> : XはAからシェアされている(下図の例では、AはSALESを意味)
- A <- : AはXからシェアされている(下図の例では、BはSALESを意味)
なお、Aに該当するアセットがQuollio上に登録されたアセットである場合は、クリックすることでそのアセットのページに移動することができます。
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CSVによる登録の場合
選択したアセット プロパティセット スキーマ テーブル
アクセスログ
テーブル カラム
アクセスログ
カラム 親テーブル
アクセスログ
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- カスタムプロパティに関しては、プロパティの項目をご参照ください。
6. リンク
クリックすると、表示されたアセットのリンクをコピーすることができます。
7. コメント
クリックすると、表示されたアセットに関する情報のやり取りができます。詳細は、コメントの項目をご参照ください。
8. 変更履歴
画面右上の時計アイコンをクリックすると、そのアセットの変更履歴が表示されます。
9. お気に入り
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クリックすると、表示されたアセットをお気に入りに登録(登録された状態でクリックした場合は解除)することができます。
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登録されたアセットは、ホーム画面にも表示されます。
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10. 編集
表示されたアセットに関して、論理名の記入、タグの手動追加・削除、概要を記入することができます。
コメントと通知
アセット詳細で述べられたコメントについて詳しく説明します。
アセット全体に対するコメントと、各項目(タグ、概要、各プロパティなど)に対するコメントがあります。質問や依頼などをする際に、各項目に関するものであればそれに対応する場所にコメントをすることができます。アセット全体に対するコメントでは、各項目のコメント内容を確認したり、返信することができます。
1. アセット全体に対するコメント
クリックすると、コメント一覧が表示されます。後述のコメント画面の説明をご参照ください。
2. 各項目に対するコメント(スポットコメント)
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- クリックすると、該当する項目のコメント一覧が表示されます(図では、カーソルを概要に合わせているため、概要に関するコメントが表示されることになります)。
- コメントできる対象は、タグ、概要、DDL内のコメント、DDL、各プロパティ(デフォルトプロパティセット、カスタムプロパティセットのいずれも)です。
3. 通知
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- 自分に関連するコメントが確認できます。
- 自分に関連するコメントが追加されると、青丸の印がつきます。
コメントの画面では、新規スレッドを立ててメッセージを残すことができます(@を入力することで、Quollio Data Catalogに登録されたユーザーに対してメンションすることができます)。
図はアセット全体に対するコメントを表示した場合です。スポットコメントの場合も同様です。
1. コメントの場所
コメントを開いている対象アセットを表示します。スポットコメントの場合、該当項目が表示されます。
2. 絞り込み
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- コメントの並び替え(コメントされた日付の新しい順・古い順)ができます。
- 解決済みのコメントを表示する場合は、解決済みを表示にチェックをいれてください。
- 自分が立てたスレッドのみを表示する場合は、自分のスレッドのみ表示にチェックをいれてください。
3. ユーザーとコメント場所
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- コメントしたユーザーとそのユーザーがコメントをした場所が表示されます。
- ユーザーにカーソルを合わせると、メールアドレスが表示されます。
4. 返信
クリックすると、コメントに対する返信ができます。
5. 操作
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- スレッドのフォローを解除、編集、削除が選択できます。
- スレッドのフォローを解除すると、該当スレッド内で新しくコメントが追加されても通知されません。
- コメントを編集したい場合は、編集をクリックします。
- コメントを削除したい場合は、削除をクリックします。
削除に関して、自分のコメントのみ削除できます。また、スレッドの削除はできません。
6. 解決済み
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- 該当スレッドを非表示にする場合(質問などのやり取りが完了した場合)に、チェックを入れます。
- 非表示となったスレッドを表示する場合は、絞り込みを利用してください(項番2を参照)。
7. 新規スレッド
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- 新しいスレッドを立てる場合にクリックします。
通知の画面では、自分に関連するスレッドやコメントを確認することができます。
1. コメント内容
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- フォロー中のスレッド(自分が立てたスレッド、1度メンションされたスレッド、コメントを残したスレッド)やメンションされた内容を確認することができます。
- 各コメントにカーソルを合わせると、ゴミ箱アイコンが表示されます。クリックすることで、通知を削除することができます
2. 全て削除
全ての通知を一括で削除したい場合にクリックします。
アセットリクエスト
ユーザーがアクセスできないアセットやメタデータをリクエストできるようになります。
アセットへのアクセスをリクエストするには、カタログページで特定のアセットをクリックし、詳細を表示します。アセットページで、ユーザーは省略記号[ ... ] アイコンをクリックし、[権限リクエスト]をクリックします。
要求できるメタデータの種類は次の通りです:
- 一般的なメタデータ(説明、論理名、特定のアセットのタグを含む)(デフォルト)
- アクセスログ
- 解析
- 外部データ
- リネージ
ユーザーはアクセスが必要なメタデータのタイプを選択し、リクエストの理由を入力できます。
[リクエスト]をクリックしてリクエストが送信されると、そのリクエストはアセットの管理を担当するデータスチュワードに電子メールと通知センターに送信されます。
リクエストに関する一覧は、[問い合わせ管理]画面で確認できます。詳細はこちらを参照ください。