プロパティセット、プロパティの設定

プロパティセットやプロパティにどのような項目を用意すると良いのか知りたい。

ここでは、プロパティセット、プロパティの設定における考え方の例を記載します。

プロパティに項目を設定することで、次の効果が期待できます。

  1. (既存の・これから作成予定の)テーブル・カラム定義書の項目を統一する
    複数の管理者によるメタデータの入力項目が統一されます。プロパティの入力形式は、単一選択や複数選択など、いくつか用意されています。選択式にすることで入力しやすくすることもできます。
  2. 入力内容を定義することで、ルール設定によるタグ化をしやすくする
    例えば、セキュリティのレベルを単一選択でプロパティとして設定することは、入力者だけでなくデータ利用者にとっても重要な情報となります。(セキュリティのどのレベルの情報なのかといった)注目して欲しいデータの種類に関する情報をタグ化しやすくします。ルール設定によって、あるプロパティに設定された情報が○○だったときにレベルAのタグをつける、ということが可能となります。こうすることで、プロパティの情報をタグ化し、同じタグがついたデータの抽出といった検索性や、タグ付けによる視認性を高めます。

プロパティとして考えられるものとして、下記が挙げられます。

  1. すでに持っている(もしくはこれから作成予定)のテーブル・カラム定義書の各項目を設定する

  2. 各テーブルやカラムに関するよくある問合せに関する項目を設定する

  3. 利用用途・目的などを記述する

次項で具体的な設定例を述べます。

プロパティセット、プロパティの設定例

ここでは、プロパティセットやプロパティにどのような項目をセットしたらよいのか、いくつか例を挙げます。 環境に合わせて内容を修正してご利用ください。

スキーマ、テーブル、カラムに対するプロパティセット、プロパティ

以下、題目がプロパティセット名となります。

FAQ

概要:よくある質問

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
Q1 自由入力 -
A1 自由入力 -
Q2 自由入力 -
A2 自由入力 -
Q3 自由入力 -
A3 自由入力 -

参考情報

概要:データ作成に関する詳細な説明資料、参考リンク

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
参考情報1 添付ファイル -
参考情報2 添付ファイル -
参考URL URL -
参考URL2 URL -

テーブルに対するプロパティセット、プロパティ

以下、題目がプロパティセット名となります。

テーブル情報

概要:テーブルの更新タイミングなど、基本的な情報

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
更新タイミング 単一選択 日次,週次,月次,3ヶ月ごと,年次,更新なし
更新開始時間 自由入力 -
更新方法 単一選択 全件,差分
保存期間 URL -
利用上の注意 自由入力 -
備考 自由入力 -

関連データ

概要:テーブル作成元のデータや、テーブル作成先のデータなどの情報

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
作成元データ アセット -
作成先データ アセット -
関連ダッシュボード 自由入力 -

 

※作成元データや作成先データのプロパティの種類をアセットに設定しています。 この場合、Quollio Data Catalog上に登録されたアセットでないとメタデータの設定はできません。

管理者

概要:データに関する問い合わせ先など

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
担当部署 複数選択 DX企画部,情報システム部,マーケティング部
担当者 自由入力 -

SQL

概要:テーブル作成時に利用しているクエリ

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
クエリ 自由入力 -

利活用

概要:関連プロジェクト名など

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
プロジェクト一覧 自由入力 -
活用例一覧 自由入力 -

セキュリティレベル

概要:セキュリティレベルを示す

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
該当区分 単一選択 レベル1,レベル2,レベル3

 

※単一選択とタグを同じ名前で設定すると、ルールによってタグ付けすることができ、ユーザーの認識度が高まります。

※レベル1〜3は、例えば、レベル1:社内公開、レベル2:一部部署限定、レベル3:一部の限られた社員のみ、といったように、社内のセキュリティポリシーに合わせて設定します。

カラムに対するプロパティセット、プロパティ

以下、題目がプロパティセット名となります。

カラム情報

概要:カラムのタイプ、桁数などの基本情報

プロパティの名前 種類 ユーザー入力
自由入力 -
自由入力 -
ハッシュ化有無 単一選択 有,無
サンプル値 自由入力 -
備考 自由入力 -