5. Metadata Agent本体のセットアップ

Metadata Agent本体のセットアップについて

はじめに

Quollioが提供する各種Agentは、AWS Batchを中心としたAWSリソース群で構成されており、それらを「共通基盤環境」と「Agent本体」の2つのAWS CloudFormationのテンプレートを使用して環境構築を行います。

本ガイドでは、Snowflakeを例として「Metadata Agent本体」のセットアップを行います。「Metadata Agent本体」は、対象とするデータソース1つにつき、基本的に1つ構築が必要です。

CloudFormationテンプレートのご利用には、Quollio Data Catalogへの事前登録が必要です。詳しくは、お問い合わせ | 株式会社Quollio Technologies ページよりご連絡ください。

パラメータストアにパラメータを登録する

Metadata Agent本体を構築する前に、データベースへの接続情報をAWS Systems Managerのパラメータストアに保存します。以下のリンクに記載されているパラメータを すべて 登録していきます。

AWS Systems Managerの画面より パラメータストア を選択し、 パラメータの作成 をクリックします。

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名前 の欄にパス名、タイプは 安全な文字列 を選択し、  に対応する接続情報を入力してパラメータを作成します。

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上記を繰り返し、必須の接続情報をすべて登録してください。

CloudFormationスタックの作成

Parameter Store設定後、下記のリンクをクリックし、CloudFormationスタック作成画面を開きます。

パラメータの入力画面では、パブリックIP割り当ての有効化やバッチジョブのスケジュールをcron形式で設定できます。(パラメータの種類は、データソースごとに異なります。)

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"OverrideLogicalNameWithComment" というパラメータの詳細については、以下の表をご覧ください。

選択肢 説明
ALWAYS データソース側のコメント情報をサービス側の論理名として、バッチジョブ実行に毎回上書きする。データソース側のコメントを論理名のSSOT(Single Source of Truth)として運用しており、Quollio上では論理名の編集を全く行わない場合に選択。
ONLY_NEW_ASSET 新しいアセット(スキーマやテーブル、カラム)が追加されたタイミングでのみ、コメント情報を論理名として反映させる。データソース側のコメントは、論理名の参考情報として扱い、基本的にQuollio上で論理名の管理や修正を行いたい場合に選択。
FALSE 反映を行わない。(デフォルト値)

上記のスタックが構築できれば、セットアップは完了です。

AWS Batchジョブの手動実行

試しにAWS Batchを手動で起動し、アセットを登録してみます。AWS Batchの左メニューより ジョブ定義 をクリックし、先ほど構築した quollio-snowflake をクリックします。

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ジョブ定義の詳細が開いたら、右上の 新しいジョブを送信 をクリックします。

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名前 の欄には任意の文字列を入力します。ジョブ定義 や ジョブキュー は今回構築したものを選択します。 以降のパラメータは全てデフォルト値のまま ジョブを作成 をクリックします。

画面が ジョブの詳細 に切り替わり、ジョブが開始されます。ステータスが SUCCEEDED になれば正常終了です。実行ログ ログストリーム名 から確認できます。

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Quollioの画面に戻り、データソース側のスキーマやテーブル情報が登録されていることを確認してください。

以上でMetadata Agent本体のセットアップは完了です。